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ジャズの特徴とは|スウィング・即興・ブルーノートを解説

ジャズという言葉は知っていても、ほかの音楽と何が違うのかと問われると答えにくいのではないでしょうか。同じ曲でも演奏するたびに違って聞こえたり、独特の揺れを感じたりするのには理由があります。この記事では、ジャズの音楽的な特徴を、公的機関と大学の研究機関が公開している資料に沿って整理します。あわせて、スタイルの移り変わりや使われる楽器、そして家に眠っているジャズの楽器やレコードをどう扱うかまで触れていきます。

ジャズとは|ニューオーリンズで生まれた音楽

ジャズは、アメリカ南部のルイジアナ州ニューオーリンズで生まれた音楽とされています。

米国国立公園局が運営するニューオーリンズ・ジャズ国立歴史公園の資料は、この形成期を1890年から1917年と位置づけています。同資料によると、当時のニューオーリンズにはブルース、スピリチュアル(霊歌)、地方の踊りの要素があり、1880年代後半にはブラス・マーチング・バンドが大流行していました。ラグタイムと呼ばれるシンコペーションを効かせたピアノ音楽も広がっていました。さらに、西アフリカの伝統を強く感じさせるコール・アンド・レスポンス(呼びかけと応答)の歌唱があったことにも触れられています。

参考:「Jazz Origins in New Orleans」|New Orleans Jazz National Historical Park, National Park Service

さまざまな音楽が同じ街に共存し、混ざり合ったところにジャズが生まれた、という見取り図になります。同じ資料には、街の広場(のちにコンゴ・スクエアと呼ばれる場所)で日曜日に人々が集まり、アフリカの踊りが行われていたことも記されています。

同局の資料は、19世紀の最後の10年間に、楽譜を読まない演奏家たちがより即興的な音楽を演奏して、ダンスやパレードでより多くの聴衆を集めるようになったとも記しています。ブラスバンドの編成と演奏の仕方がダンスバンドに影響を与え、最終的にニューオーリンズのジャズバンドの標準的なフロントラインはコルネット・クラリネット・トロンボーンになった、とも説明されています。

参考:「Jazz Origins in New Orleans」|New Orleans Jazz National Historical Park, National Park Service「A New Orleans Jazz History, 1895-1927」|New Orleans Jazz National Historical Park, National Park Service

ジャズの3つの特徴

ジャズの特徴を挙げようとすると、いくつも項目が並びがちです。ここでは、コロンビア大学ジャズ研究センターが公開している用語集と、米国国立公園局の資料をもとに、次の3点を軸に見ていきます。

  1. 2拍目と4拍目を強調するオフビートのリズム感
  2. その場で音楽をつくるインプロビゼーション(即興演奏)
  3. 演奏者ごとに異なる、その人固有の音

参考:「The Jazz Glossary: back beat」|Center for Jazz Studies, Columbia University「The Jazz Glossary: improvisation」|Center for Jazz Studies, Columbia University「A New Orleans Jazz History, 1895-1927」|New Orleans Jazz National Historical Park, National Park Service

オフビートとスウィング

行進曲や多くのポピュラー音楽では、4拍子の1拍目と3拍目が強く感じられます。ジャズはその逆で、2拍目と4拍目にアクセントが置かれます。コロンビア大学ジャズ研究センターの用語集は、バックビートを「4分の4拍子で、小節の2拍目と4拍目が強く強調されるリズム上の手法」と定義しています。手拍子を打つ位置がずれるだけで、音楽の重心が大きく変わります。ジャズを聴いていて独特の推進力を感じるのは、この拍の置き方によるところが大きいといえます。

関連する概念にシンコペーションがあります。同用語集は、シンコペーションを「弱拍にアクセントを置くこと。規則的なリズムを一時的に乱すもの」と説明しています。

この感覚を言い表す言葉が「スウィング」です。同用語集はスウィングに4つの意味を挙げています。ひとつはスウィングした8分音符で演奏すること、ふたつめはシンコペーションの一種で、予期される拍の直前や直後を強調したり、予期しない拍を強調したりするオフビートのアクセント、みっつめは1930年代から1940年代に大編成のダンスバンドが演奏して人気を得たジャズのスタイル、よっつめは「あの人はスウィングする」といった評価の言葉としての用法です。

参考:「The Jazz Glossary: back beat」|Center for Jazz Studies, Columbia University「The Jazz Glossary: syncopation」|Center for Jazz Studies, Columbia University「The Jazz Glossary: swing」|Center for Jazz Studies, Columbia University

なお、スウィングがスタイル名として指す時代について、米国国立公園局の資料は、1930年代から1940年代のスウィング時代にジャズがアメリカで並ぶもののない大衆音楽になったと記しています。

参考:「A New Orleans Jazz History, 1895-1927」|New Orleans Jazz National Historical Park, National Park Service

即興演奏(インプロビゼーション)

ジャズを語るうえで欠かせないのが即興演奏です。コロンビア大学ジャズ研究センターの用語集は、インプロビゼーションを「演奏のその瞬間に、楽譜によらず、また記憶した演奏によらずにつくられる音楽」と定義しています。ソロについても「ひとりの奏者による、曲の即興的な部分」と説明されています。

参考:「The Jazz Glossary: improvisation」|Center for Jazz Studies, Columbia University「The Jazz Glossary: solo」|Center for Jazz Studies, Columbia University

即興は、初期のジャズの現場から生まれたものでした。米国国立公園局の資料には、楽譜を読まない演奏家たちがより即興的な音楽を演奏していたこと、ニューオーリンズの演奏家たちが即興のパートを重ね合わせる「集団即興(collective improvisation)」と呼ばれる様式で知られるようになったことが記されています。同資料は、この方法が若い奏者にも踊り手にも受け入れられたのは、より大きな表現の自由と即興性、楽しさをもたらしたからだと説明しています。

参考:「Jazz Origins in New Orleans」|New Orleans Jazz National Historical Park, National Park Service「A New Orleans Jazz History, 1895-1927」|New Orleans Jazz National Historical Park, National Park Service

ただし、まったく自由に音を出しているわけではありません。多くのジャズでは、曲のコード進行という共通の枠組みを土台に、その上で各自が旋律を組み立てていきます。設計図は共有されていて、そこに何を建てるかが奏者に委ねられている、と考えると分かりやすいでしょう。同じ曲でも演奏のたびに違って聞こえるのは、このためです。

演奏者の個性が表れるサウンド

3つめは、音そのものに演奏者の個性が出るという点です。米国国立公園局の資料は、すべてのジャズ演奏家の目標は自分自身の「声」、つまり固有で、それと分かる音を見つけることだと記しています。クラシック音楽では、作曲家の書いた楽譜をどう再現するかが問われる場面が多くなります。一方ジャズでは、誰が吹いたか、誰が弾いたかが音色そのものから伝わることが重視されます。同じサックスでも奏者によって響きが異なり、その違いが価値として受け取られるところに、ジャズの性格がよく表れています。

参考:「A New Orleans Jazz History, 1895-1927」|New Orleans Jazz National Historical Park, National Park Service

ブルーノートという響き

ジャズの「らしさ」を支えるもうひとつの要素が、ブルーノートです。コロンビア大学ジャズ研究センターの用語集は、ブルーノートを「ブルース・スケールのなかで半音下げたり半音上げたりできる音、あるいは音階を変えるためというより音楽の表現力を高めるために曲げられたり変化させられたりする音」と説明しています。

同用語集のブルースの項では、「ブルー」な音、つまり半音下げた3度・5度・場合によっては7度を含む音階を「ブルース・スケール」と呼ぶ演奏家がいると紹介したうえで、ブルーノートは音階のなかの固定した音高というより、下げたり上げたり、目的の音へ向かう途中で通過したりできる「音高のまわりの領域」と捉えたほうがよい、とも記されています。

つまり、鍵盤の上で位置が決まっている音というより、音を揺らして表情をつける手つきそのものがブルーノートだ、ということです。長調でも短調でもない、どこか翳りのある響きになるのはこのためです。

参考:「The Jazz Glossary: blue notes」|Center for Jazz Studies, Columbia University「The Jazz Glossary: blues」|Center for Jazz Studies, Columbia University

ジャズの曲はどのように進むのか

演奏を聴くとき、曲の進み方を知っておくと理解しやすくなります。多くのジャズでは、まず主旋律(テーマ)が提示され、続いて各奏者が順に即興のソロをとり、最後にもう一度テーマに戻って締めくくる、という流れがとられます。

ソロが回っている間、ほかの奏者は伴奏に回りますが、単なる伴奏ではありません。ソロの動きに反応して伴奏側が返し、それを受けてソロがさらに動く、というやりとりが生まれます。ジャズが「会話のような音楽」と表現されるのは、この相互のやりとりによるものです。

コロンビア大学ジャズ研究センターの用語集は、コール・アンド・レスポンスを「ジャズとアフリカ系アメリカ人の民俗音楽全般に共通する応答の型で、ソリストが投げかけた『呼びかけ』にアンサンブルが『答える』もの」と説明しています。前述のコール・アンド・レスポンスの伝統が、形を変えて受け継がれているとも捉えられます。

参考:「Jazz Origins in New Orleans」|New Orleans Jazz National Historical Park, National Park Service「The Jazz Glossary: call and response」|Center for Jazz Studies, Columbia University

ジャズのスタイルは時代とともに変わってきた

ひとくちにジャズといっても、時代によって響きは大きく異なります。米国国立公園局の資料は、ニューオーリンズで生まれたジャズが各地へ広がり、1930年代から1940年代のスウィング時代にアメリカの大衆音楽になったこと、その後1940年代のビバップ、1960年代のアバンギャルドといった革新が、ニューオーリンズの伝統からさらに離れていったことを記しています。

参考:「A New Orleans Jazz History, 1895-1927」|New Orleans Jazz National Historical Park, National Park Service

主なスタイルを、コロンビア大学ジャズ研究センターの用語集の記述にもとづいて整理すると、次のようになります。

スタイル おおよその時期 特徴の傾向
ニューオーリンズ・ジャズ 1890年代〜1910年代 コルネット・クラリネット・トロンボーンのフロントラインによる集団即興
スウィング 1930年代〜1940年代 10人を超える大編成のダンスバンドが演奏する
ビバップ 1943年ごろ〜 長く流れる旋律線、不規則なアクセント、非対称に書かれたテーマ、入り組んだ和声
クール・ジャズ 1950年代ごろ 抑えた音量、静かなリズムセクション、浅いビブラート。即興による対位法を用いることもある
ハード・バップ 1950年代 ビバップ以後に現れた多様なスタイルをまとめて指す語
モード・ジャズ 1960年代ごろ ゆっくり動く和声。古い旋法やドローン、ペダルポイントにもとづく
フリー・ジャズ 1954年以降 固定した拍と与えられた和声構造の比重を下げ、音そのものと質感を重んじる
フュージョン 1960年代後半〜 ポストバップの音楽にソウル、ロック、ファンクを混ぜ、電気的に増幅した形で演奏する

参考:「The Jazz Glossary」|Center for Jazz Studies, Columbia University

ビバップについて、同用語集は「長く流れる旋律線、不規則なアクセント、非対称に書かれたテーマ、入り組んだ和声を特徴とするジャズのスタイル。1943年ごろに初めて聞かれた」と説明しています。ビバップ以後の時代について、同用語集は、それ以前のジャズとの接点を保ちながら幅広い様式を扱う演奏家の音楽をメインストリーム・ジャズと呼ぶ、とも記しています。

参考:「The Jazz Glossary: bebop」|Center for Jazz Studies, Columbia University「The Jazz Glossary: mainstream jazz」|Center for Jazz Studies, Columbia University

米国国立公園局の資料は、楽団の規模が大きくなるにつれてスター・ソリストが脚光を浴び、集団即興の方法が退いていったこと、ビッグバンドでは作曲家と編曲者がソリストと各セクションの均衡を管理するようになったことを記しています。踊るための音楽から、聴くための音楽へ。この時期に起きた変化は、編成と役割の変化でもありました。

参考:「A New Orleans Jazz History, 1895-1927」|New Orleans Jazz National Historical Park, National Park Service

ジャズを形づくってきた楽器

ジャズの音は、使われる楽器と編成によっても決まります。米国国立公園局の資料によると、初期のジャズ・バンドは通常、コルネット・クラリネット・トロンボーンのフロントラインに、ギター・ベース・ドラムのリズムセクションという構成でした。旋律を担う管楽器の集団と、それを支えるリズム楽器という役割分担が、この時点で形づくられています。

参考:「A New Orleans Jazz History, 1895-1927」|New Orleans Jazz National Historical Park, National Park Service

コロンビア大学ジャズ研究センターの用語集は、フロントラインを「管楽器。リズムセクション以外のすべての楽器」、リズムセクションを「ジャズのグループでリズムの土台を提供する楽器(ベース、ドラム、鍵盤楽器、リズムギターなど)」と定義しています。

参考:「The Jazz Glossary: front line」|Center for Jazz Studies, Columbia University「The Jazz Glossary: rhythm section」|Center for Jazz Studies, Columbia University

その後、サックスが加わり、ピアノが中心的な役割を担うようになり、現在に近い編成が定着していきます。役割ごとに整理すると次のとおりです。

役割 主な楽器 担う働き
フロント(旋律) トランペット、コルネット、トロンボーン、クラリネット、サックス テーマの提示とソロ
和音 ピアノ、ギター コードを鳴らし、ソロの土台をつくる
低音 ウッドベース(コントラバス)、エレクトリックベース 拍と和音の根を支える
リズム ドラムセット 拍を刻み、演奏全体を推進する

ピアノ・ベース・ドラムの3人編成は「ピアノトリオ」と呼ばれ、ジャズの定番の形のひとつです。ここに管楽器が加わればカルテットやクインテットになります。コロンビア大学ジャズ研究センターの用語集は、ビッグバンドを「10人を超える編成のオーケストラ」と定義しています。編成の規模が変われば、即興の比重や編曲の作り込み方も変わります。

参考:「The Jazz Glossary: big band」|Center for Jazz Studies, Columbia University

国際ジャズデーと、広がり続けるジャズ文化

ジャズは、いまや世界的な文化として位置づけられています。ユネスコ(UNESCO)は2011年11月、4月30日を国際ジャズデー(International Jazz Day)と定めました。平和、対話、相互理解の力としてのジャズを称えることが趣旨とされ、音楽そのものへの理解だけでなく、より包摂的な社会を築くうえでの貢献に目を向ける機会だと説明されています。

参考:「International Jazz Day」|UNESCO

日本でもジャズは各地に根づいています。横浜市は、1993年に「街全体をステージに」を合言葉として始まった横濱ジャズプロムナードを、日本最大級のジャズフェスティバルとして紹介しています。ホールでのライブ、市内のジャズクラブとの共同開催、アマチュア中心の無料公演である街角ライブなど、複数の形式で開催されているとされています。

参考:「創造都市横浜の取組」|横浜市

米国国立公園局の資料には、ジャズが生まれる以前から、多くのニューオーリンズの人々にとって音楽はぜいたく品ではなく必需品だったという一節があります。街の暮らしに音楽が組み込まれていたことが、ジャズという音楽を生んだ土壌でした。同じことが、いま各地で開かれるジャズフェスティバルにも重なって見えます。

参考:「History & Culture」|New Orleans Jazz National Historical Park, National Park Service

ジャズの楽器やレコードを手放すときに見られるところ

ジャズに親しんできた家庭には、楽器やレコードが残っていることがあります。演奏をやめてしまった、聴かなくなった、あるいは家族の遺品として出てきたという場合、扱いに迷うのではないでしょうか。

管楽器は、まず状態が見られます。サックスやトランペットであれば、へこみや腐食の有無、タンポやコルクの状態、ピストンやキーの動きなどが確認されます。加えて、メーカーとモデル、シリアルナンバーによる製造時期も評価の材料になります。ウッドベースやギターは、ネックの反り、割れの有無、ブリッジやペグの状態などが見られます。

レコードは、盤面の状態とジャケットの状態の両方が見られます。傷やそりの有無、ジャケットの折れや汚れ、帯やインナースリーブといった付属品が残っているかどうかが評価に関わります。ジャズのレコードは、レーベル、プレスの時期、国内盤か輸入盤かによっても扱いが変わることがあります。

いずれの場合も、自己流の手入れは避けたほうが無難です。管楽器を強く磨くと表面の仕上げを傷めることがありますし、レコード盤を水拭きすると音溝を傷めるおそれがあります。ほこりを軽く払う程度にとどめ、そのままの状態で相談するのが安心です。

なお、買取の金額は品物の状態や需要、時期によって変わります。特定の金額を保証できるものではないため、あくまで目安として捉え、楽器やレコードの査定に対応した業者に見てもらうのがよいでしょう。

よくある質問

ジャズはいつ、どこで生まれた音楽ですか。

アメリカ・ルイジアナ州のニューオーリンズで、19世紀末から20世紀初頭にかけて生まれたとされています。米国国立公園局の資料では、形成期を1890年から1917年としています。

参考:「Jazz Origins in New Orleans」|New Orleans Jazz National Historical Park, National Park Service

スウィングとは何ですか。

複数の意味を持つ言葉です。コロンビア大学ジャズ研究センターの用語集は、スウィングした8分音符で演奏すること、予期される拍の直前や直後を強調するオフビートのアクセント、1930年代から1940年代に大編成のダンスバンドが演奏したジャズのスタイル、そして「スウィングしている」という評価の言葉、の4つを挙げています。

参考:「The Jazz Glossary: swing」|Center for Jazz Studies, Columbia University

ブルーノートとは何ですか。

音楽の表現力を高めるために、曲げたり変化させたりする音のことです。コロンビア大学ジャズ研究センターの用語集は、半音下げた3度・5度・場合によっては7度からなる音階を「ブルース・スケール」と呼ぶ言い方を紹介したうえで、ブルーノートは固定した音高というより音高のまわりの領域と捉えたほうがよい、と説明しています。

参考:「The Jazz Glossary: blue notes」|Center for Jazz Studies, Columbia University「The Jazz Glossary: blues」|Center for Jazz Studies, Columbia University

ジャズとクラシックはどこが違いますか。

大まかにいえば、重心の置き方が異なります。クラシック音楽では書かれた楽譜をどう表現するかが中心になりますが、ジャズではコード進行という枠組みの上で演奏者がその場で旋律を組み立てる即興が重視されます。コロンビア大学ジャズ研究センターの用語集も、インプロビゼーションを「演奏のその瞬間に、楽譜によらず、また記憶した演奏によらずにつくられる音楽」と定義しています。

参考:「The Jazz Glossary: improvisation」|Center for Jazz Studies, Columbia University

ジャズを聴き始めるなら、どのスタイルから聴くとよいですか。

決まった順序はありません。スウィングは踊るための音楽として作られたぶん親しみやすく、ビバップ以降は聴くための音楽として発展しています。まずは編成の小さいピアノトリオなど、各楽器の役割が聞き分けやすいものから入ると、即興のやりとりを追いやすくなります。

国際ジャズデーはいつですか。

4月30日です。ユネスコが2011年11月に制定しました。

参考:「International Jazz Day」|UNESCO

古いジャズのレコードは価値がありますか。

盤やジャケットの状態、レーベル、プレスの時期、付属品の有無などによって評価は変わります。一律に判断できるものではないため、まずはそのままの状態でレコードの査定に対応した業者に相談するとよいでしょう。無理にクリーニングすると盤面を傷めることがあります。

まとめ

ジャズは、19世紀末から20世紀初頭のニューオーリンズで、ブルースやスピリチュアル、ラグタイム、ブラスバンドといった要素が混ざり合うなかから生まれた音楽です。特徴としては、2拍目と4拍目を強調するオフビートのリズム感、演奏のその瞬間に音楽をつくる即興演奏、そして演奏者ごとに異なる固有の音の3点が挙げられます。ここにブルーノートの響きが加わり、ジャズらしさが形づくられます。スタイルはニューオーリンズ・ジャズからスウィング、ビバップ、モード、フリー、フュージョンへと移り変わってきましたが、即興という核は受け継がれています。演奏をやめた楽器や聴かなくなったレコードが手元にあるなら、状態を保ったまま、楽器やレコードの査定に対応した業者に相談してみてはいかがでしょうか。

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