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昔の500円札の価値はいくら?今でも使える種類・買取相場・高く売れる特徴

実家の引き出しや古い財布、金庫の中から、岩倉具視が描かれた500円札が出てくることがあります。

「昔のお札だから高く売れる?」
「今でも500円として使える?」
「銀行に持って行く前に査定した方がいい?」

そう思ったら、すぐに使ったり銀行で交換したりする前に、表裏・記番号・状態を確認してください。

昔の500円札は、今でも使える有効な銀行券です。日本銀行は、有効な五百円券として、岩倉具視の肖像が描かれた2種類の500円札を掲載しています。1つは昭和26年4月2日発行開始、昭和46年1月4日発行停止の500円札。もう1つは昭和44年11月1日発行開始、平成6年4月1日発行停止の500円札です。(日本銀行)

ただし、使えることと高く売れることは別です。

使用済みの一般的な500円札は、額面500円に近い評価になりやすいです。一方で、未使用、ピン札、珍番号、エラー紙幣、100枚帯封、1,000枚完封、初期発行のきれいな紙幣は、査定で確認する価値があります。

この記事では、昔の500円札の種類、今でも使えるか、買取相場、高く売れやすい特徴、銀行交換前に確認すべきポイントまで分かりやすく解説します。

昔の500円札を見つけたら、折り目を伸ばしたり、汚れを拭いたり、束を崩したりしないでください。表面・裏面・記番号・折れやシミ・帯封の有無を写真に撮ると、査定相談がしやすくなります。

昔の500円札は今でも使える?

昔の500円札は、今でも使える種類があります。

現在有効な500円札は、岩倉具視が描かれた500円券です。日本銀行の情報では、昭和26年発行開始の五百円券と、昭和44年発行開始の五百円券が有効な銀行券として掲載されています。(日本銀行)

種類 肖像 発行開始 発行停止 今でも使えるか
旧500円札 岩倉具視 昭和26年4月2日 昭和46年1月4日 有効
新500円札 岩倉具視 昭和44年11月1日 平成6年4月1日 有効

500円札は現在発行されていませんが、失効していないため、額面500円として扱われます。

ただし、今の自動販売機や精算機では使えないことが多く、日常でそのまま使うのは現実的ではありません。

銀行で現行のお金に交換することも選択肢ですが、珍番号や未使用品だった場合、額面以上の価値を見落とす可能性があります。

使う前に、まず買取価値を確認しましょう。

見つけた500円札別の判断表

手元の500円札を見ながら、まず次の表で確認してください。

見つけた500円札 おすすめの判断
使用済みの岩倉具視500円札 額面寄りになりやすい
折れのないピン札 査定で確認
記番号がゾロ目 銀行交換前に査定
記番号が000001など若番 個別査定向き
キリ番・階段番号 査定で確認
印刷ズレや裁断ミスらしいもの 補修せず写真査定
100枚帯封付き 崩さず査定
1,000枚完封 開けずに査定
シミや破れあり テープ補修せず相談
大量にある500円札 種類・番号・状態で仕分け
銀行に持って行く予定 先に買取価格を確認

特に注意したいのは、帯封や完封です。

束になった500円札は、1枚ずつに分けないでください。

まとまっている状態に価値が付く場合があります。

昔の500円札の種類

昔の500円札は、どちらも岩倉具視の肖像が描かれています。

よく「旧岩倉500円札」「新岩倉500円札」と分けて呼ばれることがあります。

種類 通称 サイズ 特徴
昭和26年発行開始の500円札 旧岩倉500円札 縦76mm・横156mm 古いタイプ
昭和44年発行開始の500円札 新岩倉500円札 縦72mm・横159mm 後期のタイプ

日本銀行の情報では、昭和26年発行開始の500円券は縦76mm・横156mm、昭和44年発行開始の500円券は縦72mm・横159mmとされています。どちらも肖像は岩倉具視です。(日本銀行)

「板垣退助の500円札」や「聖徳太子の500円札」と勘違いされることがありますが、一般に流通した500円札の肖像は岩倉具視です。

表面に岩倉具視、裏面に富士山の図柄があるものを確認してください。

昔の500円札の買取相場

昔の500円札の買取相場は、種類と状態で変わります。

使用済みの一般的なものは額面寄りになりやすく、未使用や珍番号、束の状態で残っているものは査定で確認する価値があります。

種類・状態 価値の目安
使用済みの通常品 額面寄りになりやすい
美品 500円〜1,000円前後の目安
未使用・ピン札 数千円になる場合あり
初期発行の未使用品 さらに確認したい
珍番号 個別査定
エラー紙幣 個別査定
100枚帯封 状態次第で査定向き
1,000枚完封 高額査定の可能性あり

日晃堂では、岩倉具視500円札の買取相場について500円〜1,000円程度とし、額面以上の価値を持つものは限られる一方、ピン札や特殊な記番号、エラー紙幣は高く評価されると説明しています。(日晃堂)

また、買取比較.comの相場情報では、B号券の未使用または未使用相当の美品は500円〜5,000円、美品は500円〜1,000円、使用感ありは額面の目安と紹介されています。(買取比較.com)

つまり、普通に使われていた500円札は高額になりにくいです。

しかし、きれいな未使用品や番号が珍しいものは、500円として使う前に査定した方が安全です。

旧500円札と新500円札ではどちらが高い?

一般的には、古いタイプの500円札の方が確認する価値があります。

特に、昭和26年発行開始の旧500円札は、新500円札より古く、未使用や美品で残っていれば査定で見られやすくなります。

比較項目 旧500円札 新500円札
発行開始 昭和26年 昭和44年
発行停止 昭和46年 平成6年
サイズ 縦76mm・横156mm 縦72mm・横159mm
肖像 岩倉具視 岩倉具視
価値の見方 状態・初期・番号を確認 未使用・珍番号を確認
通常使用済み 額面寄りになりやすい 額面寄りになりやすい

ただし、旧500円札だから必ず高額になるわけではありません。

折れ、シミ、破れ、汚れ、変色があると評価は下がります。

反対に、新500円札でも、未使用、珍番号、エラー紙幣、完封であれば確認する価値があります。

高く売れやすい500円札の特徴

昔の500円札で高く売れやすいのは、通常品ではなく条件がそろったものです。

高く売れやすい特徴 理由
未使用・ピン札 紙幣の状態が良い
折れがない コレクション向き
シミやヤケが少ない 保存状態が良い
旧500円札の美品 古いタイプとして確認されやすい
珍番号 コレクター需要がある
エラー紙幣 個別価値が付きやすい
100枚帯封 束として評価される場合あり
1,000枚完封 まとまりとして価値が高い場合あり
連番 コレクション性を確認
保管状態が良い 減額されにくい

アンティーリンクの解説では、500円札のピン札は希少価値があり、高値になることがあるとされ、昭和26年発行の最初期ピン札では2,000円程度で取引されることもあると紹介されています。(株式会社アンティーリンク)

また、アンティーリンクの現行紙幣買取価格一覧では、岩倉具視旧500円札について、最初期の未使用品3,000円、珍しい番号やエラー品は要査定と掲載されています。(株式会社アンティーリンク)

500円札は、ただ古いだけではなく、状態と番号が重要です。

折れた通常品を大量に持っている場合と、未使用の珍番号を1枚持っている場合では、査定の見方が変わります。

珍番号の500円札は査定向き

昔の500円札は、記番号で価値が付く場合があります。

表面のアルファベットと数字の並びを確認してください。

珍番号の種類
ゾロ目 111111、777777
若番 000001、000007
キリ番 100000、200000
階段番号 123456
逆階段 654321
サンドイッチ番号 122221など
AA券 Aで始まりAで終わる番号
連番 複数枚で番号が続いている

Yahoo!オークションの過去落札情報では、岩倉具視500円札の珍番や帯付き連番の落札例が掲載されており、ゾロ目などの番号がコレクターに注目されることが分かります。(Yahoo!オークション)

ただし、オークション価格は、状態、入札者、タイミング、枚数、出品方法で変わります。

買取価格とは一致しないため、珍番号らしい500円札は写真で査定してもらうのが安全です。

エラー紙幣は自己判断しない

昔の500円札には、まれにエラー紙幣として評価されるものがあります。

エラー紙幣は、通常の状態と違う印刷や裁断が見られる紙幣です。

エラーの種類 内容
印刷ズレ 図柄や文字の位置がずれている
裁断ミス 余白が大きい、切れ方が不自然
福耳 紙幣の端に余分な紙が残っている
印刷抜け 一部の印刷が薄い、欠けている
裏写り 反対面の模様が強く見える
記番号エラー 番号や印刷に異常がある

ただし、折れ、破れ、汚れ、経年劣化をエラーと間違えることもあります。

自己判断で断定せず、表裏の写真とエラーらしい部分のアップを撮って相談してください。

エラーらしい紙幣は、テープで補修したり、折れを伸ばしたりしないことが大切です。

100枚帯封・1,000枚完封は崩さない

昔の500円札が束で出てきた場合は、絶対に崩さないでください。

100枚帯封や1,000枚完封は、まとまった状態に価値が付く場合があります。

状態 対応
100枚帯封 帯を外さず査定
1,000枚完封 開封せず査定
連番の束 番号順を崩さない
銀行封付き そのまま保管
古い封筒入り 封筒も捨てない
湿気がある 乾かそうとせず現状確認

アンティーリンクでは、岩倉500円札の1,000枚完封について、旧岩倉500円完封最初期2,000,000円、前期700,000円、後期500,000円、新岩倉500円500,000円という市場価格例を掲載し、造幣局製のビニールで密閉されているため、そのまま保管するよう案内しています。(株式会社アンティーリンク)

束や完封は、1枚ずつの状態よりも「未開封で残っていること」が大切です。

枚数を数えるために開ける必要はありません。

価値が下がる500円札の状態

昔の500円札は紙幣なので、状態で価値が大きく変わります。

特に、折れ、シミ、破れ、テープ補修、変色は減額されやすい要素です。

状態 査定への影響
折れ 状態評価が下がる
シミ 減額されやすい
ヤケ 色あせとして見られる
破れ 大きく減額されやすい
角の欠け 完全性が下がる
テープ補修 補修跡として不利
水濡れ 紙質が変わる
落書き 減額されやすい
虫食い 保管状態が悪いと判断されやすい
アイロン跡 紙質の変化として見られる

バイセルの解説でも、500円札などの古銭買取では保存状態が重要で、汚れているからといって自分で洗浄すると、シワや破れにつながり、買取価格を下げる可能性があると説明されています。(バイセル)

古い紙幣は、きれいにしようとして触るほど傷むことがあります。

汚れがあっても、そのまま査定に出してください。

銀行交換と買取はどちらが得?

昔の500円札は、銀行交換と買取を分けて考えます。

使用済みの通常品なら、銀行で現行のお金に交換する選択肢があります。

しかし、未使用、珍番号、帯封、完封、エラー紙幣は、銀行交換前に査定した方が安全です。

手元の500円札 おすすめ行動
使用済みの通常品 銀行交換も選択肢
未使用・ピン札 買取査定
旧500円札の美品 買取査定
珍番号 買取査定
エラー紙幣 買取査定
100枚帯封 崩さず査定
1,000枚完封 開封せず査定
破れ・シミあり 補修せず相談

銀行では、基本的にプレミア価値は反映されません。

500円として使える紙幣でも、コレクション価値があるものは査定額が額面を超える場合があります。

「使えるから銀行でいい」と判断する前に、記番号と状態を確認しましょう。

査定前にやってはいけないこと

昔の500円札を高く売りたいときほど、自己判断で手を加えないことが大切です。

NG行動 理由
アイロンで伸ばす 紙質が変わる
水で洗う シミや破れの原因になる
汚れをこする 印刷面を傷める
テープで補修する 補修跡が残る
折れを強く伸ばす 紙が傷む
ラミネート加工する コレクション価値を損なう
帯封を外す 束の価値が下がる
完封を開ける 未開封状態を失う
連番をバラす セット評価を逃す
直接触りすぎる 皮脂や折れの原因になる

紙幣は、補修すれば価値が戻るものではありません。

むしろ、補修跡があると査定で不利になることがあります。

破れていても、汚れていても、そのまま写真を撮って相談してください。

大量の500円札がある時の仕分け方

実家整理や遺品整理で500円札が大量に出てきたら、すぐに銀行へ持って行かないでください。

次の順番で仕分けると、価値のあるものを見落としにくくなります。

順番 仕分ける内容
1 旧500円札と新500円札を分ける
2 未使用に近いものを分ける
3 珍番号を探す
4 連番を崩さず残す
5 100枚帯封を分ける
6 1,000枚完封を開けずに残す
7 破れやシミがあるものを分ける
8 エラーらしいものを分ける
9 古い封筒や保管紙も残す
10 表裏と記番号の写真を撮る

大量にある場合、1枚ずつ完全に調べる必要はありません。

まずは、束、未使用、珍番号、状態の良いものを分けるだけでも十分です。

古い封筒や銀行の帯が付いている場合は、捨てずに一緒に残してください。

写真査定で撮る場所

写真査定では、500円札の種類と状態が分かる写真が必要です。

次の写真を撮ると判断しやすくなります。

写真 撮る内容
表面全体 岩倉具視と記番号を確認
裏面全体 図柄と状態を確認
記番号のアップ 珍番号を確認
角の状態 欠けや折れを見る
折れ・シミ部分 状態を正確に伝える
破れ部分 補修せずそのまま撮影
エラーらしい部分 印刷ズレや裁断ミスを確認
100枚帯封 帯を外さず撮る
1,000枚完封 開封せず全体を撮る
大量にある全体写真 枚数や保管状態を確認

暗い写真では、記番号やシミが分かりにくくなります。

明るい場所で、加工せずに撮影してください。

折れを伸ばそうとして押さえつける必要はありません。

昔の500円札でよくある質問

昔の500円札は今でも使えますか?

使えます。

日本銀行は、岩倉具視の五百円券を現在有効な銀行券として掲載しています。昭和26年発行開始の500円券と、昭和44年発行開始の500円券のどちらも有効です。(日本銀行)

ただし、機械では使えないことが多いため、実際に使う場合は銀行での交換を検討することになります。

昔の500円札は高く売れますか?

状態によります。

使用済みの通常品は額面寄りになりやすいですが、未使用、ピン札、珍番号、エラー紙幣、帯封、完封は査定で確認する価値があります。

日晃堂では、500円札の買取相場は500円〜1,000円程度とし、ピン札や特殊な記番号、エラー紙幣は高く評価されると説明しています。(日晃堂)

岩倉具視500円札の未使用品はいくらですか?

相場は状態や種類で変わります。

買取比較.comでは、B号券の未使用または未使用相当の美品について500円〜5,000円の目安が紹介されています。(買取比較.com)

また、アンティーリンクの一覧では、岩倉具視旧500円札の最初期未使用品が3,000円と掲載されています。(株式会社アンティーリンク)

旧500円札と新500円札の見分け方は?

サイズと発行時期が違います。

日本銀行によると、昭和26年発行開始の500円券は縦76mm・横156mm、昭和44年発行開始の500円券は縦72mm・横159mmです。(日本銀行)

どちらも肖像は岩倉具視です。

500円札の珍番号は価値がありますか?

価値が付く場合があります。

ゾロ目、若番、キリ番、階段番号、AA券、連番などは確認したい番号です。

ただし、状態によって査定額は変わるため、記番号のアップ写真を撮って相談してください。

500円札の束は開けてもいいですか?

開けない方が安全です。

100枚帯封や1,000枚完封は、束の状態に価値が付く場合があります。

アンティーリンクでは、岩倉500円札の1,000枚完封について高額な市場価格例が掲載されており、密閉されているものはそのまま保管するよう案内されています。(株式会社アンティーリンク)

汚れた500円札は洗った方がいいですか?

洗わないでください。

紙幣は水や摩擦に弱く、洗うとシワや破れ、シミの原因になります。

バイセルでも、汚れがあっても自分で洗わず、そのまま相談するよう説明されています。(バイセル)

破れた500円札はテープで貼るべきですか?

貼らない方が安全です。

テープ補修は査定で不利になる場合があります。

破れた状態のまま、表裏と破れ部分の写真を撮って相談してください。

銀行で交換した方がいい500円札はありますか?

使用済みの通常品で、珍番号や未使用品ではない場合は、銀行交換も選択肢です。

ただし、銀行交換ではプレミア価値は反映されません。

未使用、珍番号、帯封、完封、エラー紙幣らしいものは、先に買取査定で確認してください。

まとめ

昔の500円札は、今でも使える有効な銀行券です。

日本銀行は、昭和26年発行開始の500円券と、昭和44年発行開始の500円券を有効な五百円券として掲載しています。どちらも肖像は岩倉具視です。(日本銀行)

ただし、使えることと高く売れることは別です。

使用済みの一般的な500円札は、額面500円に近い評価になりやすいです。

一方で、未使用、ピン札、珍番号、エラー紙幣、100枚帯封、1,000枚完封、初期発行の状態が良い500円札は、査定で確認する価値があります。

特に、束になっている500円札は開けないでください。

1,000枚完封は、種類や状態によって高額な市場価格例が掲載されているため、未開封のまま保管することが大切です。(株式会社アンティーリンク)

昔の500円札を見つけたら、折り目を伸ばさない。
水で洗わない。
テープで補修しない。
帯封を外さない。
完封を開けない。
記番号を確認せずに銀行交換しない。

この6つを守るだけでも、価値を下げるリスクを減らせます。

500円として使う前、銀行へ持って行く前、処分する前に、表面、裏面、記番号、折れやシミ、帯封や完封の状態を写真に撮りましょう。

昔の500円札は、ただの古いお札ではありません。

状態や番号によっては、500円以上の価値を持つ古紙幣として見られることがあります。