その他買取

古いはがきは交換できる?手数料・交換先・損しない使い道

引き出しの奥から、古いはがきや書き損じたはがきが出てきて、使い道に困っている方もいるのではないでしょうか。未使用のはがきは、郵便局で所定の手数料を払えば、新しい切手やはがきなどに交換できます。この記事では、古いはがきを交換するときの手数料や交換できるもの、窓口での手続きの流れ、そして交換以外の使い道までを、日本郵便の案内に沿って整理します。

古いはがきは郵便局で交換できる

書き損じたはがきや、買ったまま使っていない未使用のはがきは、郵便局で交換の取り扱いを受けられます。過去の年度に発行された古いはがきであっても、未使用であれば、手数料を払うことで交換の対象になります。

交換して受け取れるのは、普通切手や、ほかの種類の郵便はがき、郵便書簡、レターパック封筒・スマートレター封筒などです。古いはがきを、使いやすい切手や新しいはがきに替えられます。

参考:「書き損じはがき・切手の交換」|日本郵便

一方で、すでに使用済みのものや、汚れ・破損によって再び販売するのに適さない状態のものは、交換の対象外です。ポストに投函する前の、きれいな状態のものが交換できると考えておくとよいでしょう。

参考:「書き損じはがき・切手の交換」|日本郵便

交換手数料は1枚6円から

交換には、種類ごとに定められた手数料がかかります。日本郵便が公表している手数料は、次のとおりです。

交換するもの 99枚まで(1枚につき) 100枚以上(1枚につき)
通常はがき 6円 13円
往復はがき 12円 26円
郵便書簡(ミニレター) 12円 26円
普通切手 6円 13円
特定封筒(レターパック・スマートレター封筒) 55円 78円
10円未満の切手・はがき 合計額の半額 13円

参考:「国内の料金表(手数料)」|日本郵便

たとえば通常はがきを数枚交換する場合は、1枚につき6円の手数料で新しいはがきや切手に替えられます。まとめて100枚以上を交換するときは、1枚あたりの手数料が上がる点に留意しておくとよいでしょう。この「100枚以上」は、1回の交換で複数の種類を合わせた枚数が100枚以上になる場合に適用されます。

参考:「国内の料金表(手数料)」|日本郵便

古い切手も同じように交換できる

古いはがきだけでなく、使わずに残っている古い切手も、同じ仕組みで交換できます。普通切手の交換手数料は、通常はがきと同じく1枚につき6円です(100枚以上は13円)。

参考:「国内の料金表(手数料)」|日本郵便

なお、額面が10円未満の古い切手やはがきについては、手数料が合計額の半額となります。かなり古い低額のものを交換するときは、この扱いになる場合があります。手元に古いはがきと切手が混ざっている場合も、まとめて交換の相談ができます。

参考:「国内の料金表(手数料)」|日本郵便

古い料額のはがきは差額に注意

古いはがきは、印刷されている料額が現在の郵便料金より低いことがあります。この場合、額面の高いはがきや切手に交換すると、手数料とは別に差額分の支払いが必要になることがあります。

参考:「書き損じはがき・切手の交換」|日本郵便

手元のはがきの料額と、交換したいものの料額を見比べておくと、窓口での手続きがスムーズになります。

交換できないもの

交換に出す前に、対象にならないものも知っておくと、窓口での手戻りを防げます。

まず、すでに使用済みのものは交換できません。消印が押されたはがきや切手、料額の印面が使われたものが該当します。次に、汚れや破れがひどく、再び販売するのに適さない状態のものも対象外です。

参考:「書き損じはがき・切手の交換」|日本郵便

判断に迷うのは、少し汚れている、折れがある、といった中間の状態のものです。こうしたものは、実際に窓口で見てもらって判断されることになります。持ち込む前に、無理に汚れを消そうとせず、そのままの状態で相談するとよいでしょう。

窓口での手続きの流れ

交換の手続きは、郵便局の窓口で行います。難しい準備は要りません。

まず、交換したい古いはがきを郵便局へ持っていきます。窓口で「はがきを交換したい」と伝え、交換して受け取りたいもの(切手か、新しいはがきかなど)を選びます。そのうえで、枚数に応じた手数料を支払えば、その場で交換できます。

手数料は、交換で受け取るものから差し引くのではなく、別途支払う形が基本です。小銭を用意しておくと、支払いがスムーズです。大量に交換する場合や、種類がまざっている場合は、あらかじめ枚数を数えて分けておくと、窓口での確認が早く進みます。

現金には払い戻せない

注意したいのは、はがきや切手を郵便局で現金に払い戻すことはできない点です。受け取れるのは切手やはがきなどの郵便に使えるものに限られ、現金は含まれません。

参考:「書き損じはがき・切手の交換」|日本郵便

もし現金化したい場合は、金券ショップなどの買取を利用するという方法もあります。ただし額面どおりの金額になるとは限らないため、郵便局での交換と見比べて、使い道に合うほうを選ぶとよいでしょう。

買取に出す場合の買取率の目安

現金化のために買取を利用する場合、買取率は種類や状態によって変わります。複数の金券ショップの公開情報を総合すると、未使用のはがきは額面のおよそ8〜9割程度、普通切手は額面の5〜7割程度が目安とされ、状態や額面によっては9割前後になることもあります。

(※複数の金券ショップの公開情報をもとにした目安です。2026年7月時点。公的な定価ではなく、店舗や時期によって変わります)

買取率を少しでも高めたい場合は、額面ごとに分けて仕分けしておくと、査定がスムーズになり、評価も上がりやすくなります。また、低い額面の切手を多く持っている場合は、いったん郵便局で今の普通切手に交換してから買取に出すと、買取価格が高くなることがあります。手間はかかりますが、現金化を重視するときの方法のひとつです。

交換・買取・そのまま使うの比較

古いはがきの活用方法を、目的別に比べると次のようになります。使い道に合わせて選ぶ参考にしてみてください。

方法 現金化 かかる費用 向いている人
郵便局で交換 できない 1枚6円の手数料 切手やはがきとして使いたい人
金券ショップで買取 できる 額面を下回る 現金にしたい人
そのまま使う 不足分の切手代 手数料をかけず使い切りたい人

切手やはがきとして使う予定があるなら、額面に近い形で使える郵便局の交換が向いています。現金がほしい場合は買取ですが、額面より下がる点は理解しておく必要があります。手元に使う予定があるなら、そのまま使うのがもっとも無駄がありません。

受け取る切手やはがきは、郵便に使えるものであれば選べます。よく使う額面の切手にしておくと、その後の郵便で使いやすくなります。

交換せずに使う方法もある

古いはがきは、交換せずにそのまま使う方法もあります。

未使用のはがきであれば、料額が今の郵便料金に足りている場合は、そのまま投函して使えます。料額が不足している場合も、不足分の切手を貼れば、交換せずに差し出せます。手数料をかけずに使い切りたいときは、この方法が向いています。

書き損じてしまったはがきは交換の対象になりますが、宛名の書き間違い程度であれば、二重線で訂正して使えることもあります。使い道に合わせて、交換するか、そのまま使うかを選ぶとよいでしょう。

無料で交換できる場合もある

例外として、近親者に不幸があった服喪の際には、お年玉付き年賀はがきや、寄付金付きお年玉付き年賀切手を、無料で交換できる取り扱いがあります。

参考:「書き損じはがき・切手の交換」|日本郵便

該当する場合は、窓口で事情を伝えて相談してみるとよいでしょう。

よくある質問

何年も前の古いはがきでも交換できますか。

未使用で、汚れや破損のない状態であれば、過去の年度に発行されたはがきも手数料を払って交換できます。ただし、料額が今より低いものは、差額の支払いが必要になることがあります。

手数料は交換するはがきから引かれますか。

手数料は別に支払うのが基本です。たとえば通常はがきなら1枚につき6円を支払い、その分は差し引かれずに、額面どおりのものと交換されます。

書き損じた年賀はがきも交換できますか。

未使用と同じく、書き損じたはがきも手数料を払えば交換できます。宛名の書き損じ程度であれば、二重線で訂正してそのまま使う方法もあります。

古い切手も交換できますか。

使わずに残っている普通切手も、はがきと同じく手数料を払えば交換できます。手数料は1枚につき6円で、額面が10円未満の切手は合計額の半額です。古いはがきと一緒に、まとめて交換の相談ができます。

参考:「国内の料金表(手数料)」|日本郵便

大量のはがきを一度に交換できますか。

まとめて交換できます。ただし、1回の交換で複数の種類を合わせた枚数が100枚以上になると、1枚あたりの手数料が上がります。枚数が多い場合は、あらかじめ種類ごとに分けて数えておくと、窓口での確認がスムーズです。

参考:「国内の料金表(手数料)」|日本郵便

交換と買取、どちらがお得ですか。

切手やはがきとして使う予定があるなら、手数料6円ほどで済む郵便局の交換がお得です。現金がほしい場合は買取になりますが、はがきで額面の8〜9割程度、切手で5〜7割程度が目安で、額面を下回ります。使う予定があるなら交換、現金化したいなら買取、と目的で分けるとよいでしょう。

古いはがきを買取に出すときの注意点はありますか。

未使用で、汚れや書き込みのないものが買取の対象になります。宛名を書いたものや、汚れ・折れのあるものは、買取が難しくなります。買取率は店舗によって差があるため、いくつかの金券ショップで見比べると、納得して手放しやすくなります。

まとめ

古いはがきや書き損じたはがきは、未使用であれば、郵便局で手数料を払って新しい切手やはがきなどに交換できます。手数料は通常はがきで1枚6円からで、古い料額のものは差額の支払いが必要になることがあります。現金には払い戻せないため、現金化したいときは金券ショップの買取も選択肢です。買取率は、はがきで額面の8〜9割程度、切手で5〜7割程度が目安です。交換のほか、不足分の切手を貼ってそのまま使う方法もあります。まずは手元のはがきを未使用・書き損じ・使用済みに分けて、使い道に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。切手も同じように交換や買取ができるため、あわせて整理しておくと無駄がありません。