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年賀状の買取|買取相場と郵便局での交換の比較

出し忘れて余った年賀はがきや、書き損じた年賀状が手元に残って、どうしようか迷っている方もいるのではないでしょうか。未使用の年賀はがきは、郵便局での交換や、金券ショップでの買取など、いくつかの方法で無駄なく活用できます。この記事では、年賀状を手放す方法を整理し、公開されている買取相場の目安と、郵便局での交換と買取のどちらが手元に多く残るかを、日本郵便の案内に沿って比較します。

余った年賀状を活用する3つの方法

未使用や書き損じの年賀はがきには、大きく3つの活用方法があります。

  • 郵便局で、切手やはがきなどに交換する
  • 金券ショップなどで、現金として買取してもらう
  • 不足分の切手を貼るなどして、そのまま使う

それぞれ、手数料や換金率、手間が異なります。順に見ていきましょう。

年賀状の買取相場の目安

はじめに、多くの方が知りたい金額から整理します。年賀状の買取価格に、公的に決まった定価はありません。相場を公開しているのは買取業者や金券ショップのサイトに限られるため、ここでは公開情報を出典として示します。2026年9月時点の調査です。

種類・状態 買取価格の目安 額面に対する割合の目安
未使用の年賀はがき(額面85円) 1枚あたり50円〜60円程度 おおむね6割〜7割
旧料金の年賀はがき(額面63円) 1枚あたり20円前後 おおむね3割前後
書き損じ・宛名記入済み 買取の対象外となることが多い ―

高く売れるドットコムマガジンは、2024年10月1日に通常はがきの料金が63円から85円に改定されたことに伴い、85円の年賀はがきの買取相場は1枚あたりおよそ50円前後、旧料金の63円年賀はがきは20円前後としています。

参考:年賀状・年賀はがきの買取相場|高く売れるドットコムマガジン(2026年9月時点の調査)

金券ショップのチケットレンジャーは、2026年用(令和8年)の年賀はがき(額面85円・バラ)について、送付での買取価格を1枚59円と掲示しています。あわせて、季節の過ぎた年賀はがきは絵柄を問わず「はがき(額面◯◯円)」の区分で見積もる扱いだと案内しています。

参考:年賀はがき(年賀状)の買取|チケットレンジャー(2026年9月時点の調査)

いずれも目安であり、買取価格はショップや時期、在庫状況によって変わります。とくに年賀はがきは、年明けを過ぎると需要が下がりやすい傾向があります。持ち込む前に、複数のショップの掲示を見比べておくとよいでしょう。

なお、金額を保証するものではありません。実際の買取価格は、枚数と状態を見たうえでの査定で確認するのが確実です。

郵便局で交換する

もっとも基本的なのが、郵便局での交換です。書き損じたはがきや未使用のはがきは、所定の手数料を払えば、切手やほかのはがきなどに交換できます。

交換手数料は、通常はがきの場合1枚につき6円です(100枚以上は1枚13円)。この手数料を払うと、年賀はがきを普通切手やほかのはがき、郵便書簡などに替えられます。

参考:国内の料金表(手数料)|日本郵便(2026年9月時点で確認)

100枚以上の扱いになるのは、1回あたりの交換請求で、無料交換を除いたすべての券種の枚数を合算して100枚以上となる場合です。枚数が多いときは、この点を踏まえて回数を分けるかどうかを考えてみてください。

ただし、郵便局では現金への払い戻しはできません。日本郵便は、いらなくなった切手やはがきについて現金での返金は行っておらず、料額印面が汚れたり破れたりしていないものであれば所定の手数料で交換すると案内しています。

参考:いらなくなった切手やはがきは返金してもらえますか|日本郵便(2026年9月時点で確認)

なお、近親者に不幸があった服喪の際には、お年玉付き年賀はがきや、寄付金付きお年玉付き年賀切手を無料で交換できる取り扱いがあります。

参考:書き損じはがき・切手の交換|日本郵便(2026年9月時点で確認)

はがきの交換手続き全般については、古いはがきの交換の記事でも手順を整理しています。

お年玉が当せんしていないか先に確認

交換や買取に出す前に、確認しておきたいのがお年玉くじです。

日本郵便は、書き損じた年賀はがきや未使用の年賀はがきが当せんした場合について、書き損じや未使用に関係なく引き換えられると案内しています。

参考:書き損じた年賀はがきや未使用の年賀はがきが当せんしたのですが、賞品と引換えできますか|日本郵便(2026年9月時点で確認)

引き換えに出したはがきが手元に戻るのかも、あわせて確認できます。日本郵便は、当せんした年賀はがきについて、郵便局で当せん番号くじ部分に日付印を押印したうえで返却すると案内しています。はがきそのものを残しておきたい場合も、引き換えをためらう必要はありません。

参考:当せんした年賀はがきは返してもらえますか|日本郵便(2026年9月時点で確認)

当せんしていれば賞品と引き換え、そうでなければ交換や買取、という順で考えると無駄がありません。お年玉の賞品の引き換えには期間が定められているため、早めに確認しておくと安心です。

書き損じ・古い年賀状を無駄なく活用する

手元の年賀状は、状態や目的に合わせて、いくつかの形で活用できます。

未使用のものは、郵便局で切手やほかのはがきに交換するか、金券ショップで買取に出すか、年賀以外の郵便としてそのまま使うか、を選べます。書き損じたものも、手数料を払えば交換できます。宛名を書き間違えた程度であれば、二重線で訂正してそのまま使う方法もあります。

一方で、すでに投函して戻ってきたものや、汚れ・破れのあるものは、交換や買取の対象になりにくくなります。まずは手元のものを「未使用」「書き損じ」「使用済み・汚損」に分けておくと、どう活用できるかが整理しやすくなります。

年賀はがき以外の切手やはがきが一緒に出てきた場合の扱いは、いらないはがき・切手の使い道の記事にまとめています。

種類ごとに分けておくと手続きが早く済む

年賀はがきには複数の種類があります。無地の普通紙、写真印刷に向いたインクジェット紙、寄付金付きのもの、四面連刷のものなどです。金券ショップの掲示も、この区分ごとに価格が分かれていることがあります。

分けるときの目安は、次のとおりです。

分ける単位 見分け方 記録すること
発行年 表面の年号や干支の図柄 年ごとの枚数
額面 料額印面の数字 85円・63円などの内訳
紙の種類 裏面の質感、インクジェット紙の表示 種類ごとの枚数
状態 書き込み、折れ、汚れの有無 未使用・書き損じ・汚損の別

同じ年の同じ額面でまとめておくと、窓口でもショップでも数え直しの手間が減ります。輪ゴムでまとめると跡が残ることがあるため、紙の帯や封筒で分けておくほうが安心です。

保管のあいだは、湿気と直射日光を避けてください。料額印面が汚れたり破れたりすると交換の対象から外れるため、引き出しの奥でこすれないよう、まとめて封筒に入れておくとよいでしょう。

売る時期をどう考えるか

年賀はがきは、販売と使用の時期がはっきり決まっている郵便物です。需要の山があるぶん、手放す時期によって評価が変わります。

日本郵便が運営する「郵便年賀.jp」では、翌年用のサイト公開日が案内されます。2026年9月時点の案内では、2027年用サイトは2026年11月2日に公開予定とされています。年賀はがきの販売が始まる時期の目安になります。

参考:郵便年賀.jp|日本郵便(2026年9月時点で確認)

買取を考える場合、年末に近いほど需要が高く、年明けを過ぎると下がりやすい傾向があります。余りそうだと分かった段階で早めに動くほうが、手元に残る金額は多くなりやすいところです。

一方で、交換の手数料は時期によって変わりません。急がない場合は、郵便に使う予定があるかどうかで判断するほうが分かりやすいでしょう。年をまたいで持ち続けても、料額印面が健全であれば交換の道は残ります。

金券ショップで買取してもらう

現金化したい場合は、金券ショップなどでの買取という方法があります。

買取であれば、切手やはがきではなく現金を受け取れます。郵便局の交換では現金にできないため、現金がよい場合はこちらが選択肢になります。

ただし、買取価格は額面を下回るのが一般的です。前章の目安のとおり、額面85円の年賀はがきで1枚50円〜60円程度という掲示が見られます。枚数がまとまっていると、査定や取引がスムーズに進むことがあります。持ち込む前に、種類ごとに分けて数えておくと、その後の手続きが早く進みます。

枚数が多い場合は、店舗ごとの受け入れ上限にも注意が必要です。前出のチケットレンジャーは、店舗への持ち込みについて、銀座3丁目店と新宿西口店で1人あたり8,000枚までとする案内を掲示しています。大量に持ち込む予定がある場合は、事前に上限と受付方法を確認しておくと二度手間になりません。

また、店舗と送付とで価格が分かれている場合もあります。同じショップでも、店頭での買取価格と郵送での買取価格が別に掲示されていることがあるため、どちらの数字を見ているのかを確かめてから判断してみてください。

換金率を重視する場合は、はがきよりも切手のほうが高い傾向があるため、いったん郵便局で切手に交換してから買取に出す方法もあります。手数料の6円が差し引かれるぶんと、換金率の差を比べて考えてみてください。

交換と買取、どちらを選ぶか

交換と買取は、目的によって使い分けると無駄がありません。年賀状の活用方法を、目的別に比べると次のようになります。

方法 現金化 受け取るもの・費用 向いている場合
郵便局で交換 できない 切手・はがき等/手数料1枚6円 郵便に使う予定がある
金券ショップで買取 できる 現金(額面85円で50円〜60円程度) 現金にしたい
そのまま使う ― 通常のはがきとして使用 手数料をかけたくない

切手やはがきとして使う予定があるなら、郵便局での交換が向いています。差し引かれるのは手数料の6円で、額面に近い形で使えるためです。一方、現金が必要なら金券ショップでの買取になりますが、額面より下がる点は理解しておく必要があります。

そのまま使う方法もある

未使用の年賀はがきは、交換や買取をせず、そのまま使う方法もあります。

通常のはがきとして、年賀状以外の用途に使えます。暑中見舞いや、ちょっとした連絡、懸賞への応募など、使い道はさまざまです。年賀の期間を過ぎても、料額が足りていればそのまま投函できます。料額が不足している場合は、不足分の切手を貼れば使えます。手数料も換金率も気にせず使い切りたいときは、この方法が手軽です。

書き損じたものでも、宛名面がきれいであれば、通常のはがきとして差し出せる場合があります。裏面に書き損じがある程度なら、余白に用件を書き足して使う方法もあります。使い切ってしまえば、手数料も換金率も関係がなくなります。

貼り足す切手の額面については、はがきに貼る切手はいくらの記事で整理しています。

よくある質問

去年の余った年賀はがきも交換できますか

未使用で、汚れや破損のない状態であれば、過去の年度に発行された年賀はがきも、手数料を払えば切手やほかのはがきなどに交換できます。

年賀状を現金に換えられますか

郵便局では現金への払い戻しはできません。現金化したい場合は、金券ショップなどの買取を利用することになりますが、額面を下回るのが一般的です。

年賀状はいくらで買取してもらえますか

買取業者や金券ショップの公開情報では、額面85円の未使用年賀はがきで1枚50円〜60円程度、旧料金の63円のもので20円前後が目安とされています。年明けを過ぎると下がりやすいため、実際の金額はショップで確認するのがよいでしょう。

交換と買取のどちらが手元に多く残りますか

切手やはがきとして使う予定があるなら、手数料6円で済む郵便局の交換のほうが目減りは小さくなります。現金がほしい場合は買取になりますが、額面より下がります。

喪中で出せなかった年賀はがきはどうすればよいですか

近親者に不幸があった服喪の際には、お年玉付き年賀はがきを無料で交換できる取り扱いがあります。該当する場合は、窓口で事情を伝えて相談するとよいでしょう。それ以外の場合も、手数料を払えば通常どおり切手やはがきに交換できます。

書き損じた年賀はがきの交換にも手数料はかかりますか

かかります。書き損じたはがきも、未使用のものと同じく1枚6円の手数料で交換できます。書き間違いが宛名だけであれば、二重線で訂正してそのまま使えば、手数料をかけずに済む場合もあります。

まとめ

余った年賀状や書き損じた年賀はがきは、郵便局での交換、金券ショップでの買取、そのまま使う、という方法で活用できます。郵便局では1枚6円の手数料で切手やはがきに交換できますが、現金にはできません。買取の目安は額面85円で1枚50円〜60円程度で、年明けを過ぎると下がりやすくなります。当店では枚数と状態を確認したうえでご説明いたしますので、仕分けの途中でもお気軽にご相談ください。

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