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はがきの値上げはいつから|85円への改定と旧はがきの使い方

手元に古いはがきが残っていて、いまの料金で出せるのか気になっている方もいるのではないでしょうか。はがきの料金は2024年10月に63円から85円へ改定され、旧料金のはがきは差額の切手を貼れば引き続き使えます。この記事では、日本郵便の情報をもとに、はがきの値上げの時期と金額、旧料金はがきの使い方や交換の方法を、順を追って解説します。

はがきの値上げはいつから|2024年10月に85円へ

通常はがきの料金は、2024年(令和6年)10月1日に、それまでの63円から85円へ改定されました。値上げ幅は22円です。同じ日に、往復はがきや定形郵便物、レターパックなど、郵便の料金が全体的に見直されています。

参考:「2024年10月からの郵便料金の改定について」|日本郵便

背景にあるのは、郵便物の数が減り続けていることと、配達にかかる人件費や輸送費が上がっていることです。郵便のサービスを続けていくための見直しとして、料金の改定が行われました。通常はがきの料金は、消費税率の引き上げに伴う調整を除くと、まとまった幅での改定は久しぶりで、63円から85円という上げ幅は大きなものになっています。

参考:「2024年10月からの郵便料金の改定について」|日本郵便

新しい料金に合わせた85円の普通切手やはがきは、改定に先立って2024年9月2日から販売が始まりました。旧料金の切手やはがきの販売は、2024年9月30日で終わっています。すでに手元にある旧料金のはがきについては、後ほど説明するとおり、差額を足せば使えるため、あわてて処分する必要はありません。

参考:「2024年10月からの郵便料金の改定について」|日本郵便

はがきには、通常はがきのほかに年賀はがきや私製はがきもあります。年賀はがきの料金も、通常はがきと同じ85円が基本です。私製はがきは、規格に合った紙に自分で切手を貼って出すもので、はがきに貼る切手の合計が85円になっていれば通常のはがきとして届きます。手元にあるものが通常はがきなのか私製はがきなのかによって、料金の足し方が少し変わってくるため、まずはどの種類のはがきかを見ておくと整理しやすくなります。

はがき料金の変遷【一覧表】

はがきの料金は、これまでにも段階的に改定されてきました。手元のはがきに印字された額面がいつの料金なのかを知る手がかりとして、これまでの推移を整理します。

改定時期 通常はがきの料金 主な理由
1994年1月 41円から50円へ 料金改定
2014年4月 50円から52円へ 消費税率5%から8%への引き上げ
2017年6月 52円から62円へ 料金改定
2019年10月 62円から63円へ 消費税率8%から10%への引き上げ
2024年10月 63円から85円へ 料金改定

参考:「2024年10月からの郵便料金の改定について」|日本郵便

こうして並べると、50円だった時期が長く続き、その後は数年ごとに改定されてきたことがわかります。手元のはがきの額面が50円や52円であれば、かなり前に用意されたものと考えられます。額面によって、いまの85円との差額が変わってくるため、まずは印字された金額を確認しておくと安心です。

郵便料金の新旧比較【一覧表】

2024年10月の改定では、はがきだけでなく郵便料金が全体的に変わりました。はがきと関わりの深いものを中心に、改定の前後を比較します。

種類 旧料金 新料金
通常はがき 63円 85円
往復はがき 126円 170円
定形郵便物(25g以内) 84円 110円
定形郵便物(50g以内) 94円 110円

参考:「2024年10月からの郵便料金の改定について」|日本郵便

定形郵便物は、これまで重さで84円と94円に分かれていましたが、改定後は50g以内が110円に一本化されました。手紙とはがきをあわせて使う機会が多い場合は、封書の料金も変わっている点をおさえておくとよいでしょう。往復はがきは126円から170円へと、はがきのなかでも上げ幅が大きくなっています。

旧料金のはがきはどうする|差額切手で使う

手元に63円などの旧料金のはがきが残っていても、そのまま無効になるわけではありません。不足している差額分の切手を貼り足せば、いまでも郵便として使えます。

参考:「書き損じはがき・切手の交換」|日本郵便

たとえば63円と印字された通常はがきであれば、85円との差額は22円です。22円分の切手を貼り足せば、そのまま投かんできます。もっと前に用意した50円や52円のはがきでも、考え方は同じです。額面ごとの差額を、早見表にまとめます。

手元のはがきの額面 新料金との差額 貼り足す切手
63円 22円 22円分
62円 23円 23円分
52円 33円 33円分
50円 35円 35円分

差額分の切手は、郵便局のほか、切手を扱うコンビニエンスストアなどでも買えます。貼る位置は、はがきをたてにしたときの左上で、すでに料額が印刷されている部分の下あたりに、はみ出さないように貼るのがおすすめです。差額が足りないまま出すと、受け取る相手に不足分が請求されたり、自分のところへ戻ってきたりして二度手間になるため、金額を確かめてから投かんすると安心です。

参考:「書き損じはがき・切手の交換」|日本郵便

なお、私製のはがきに旧料金の切手を貼ってあった場合も、同じように差額を足せば使えます。手持ちの枚数が少なく、これから使う予定があるなら、差額の切手を貼って使い切るのが手間の少ない方法といえます。

差額を足すときによく使われるのが、22円や23円といった端数の切手です。こうした少額の切手は郵便局で用意されているため、旧料金のはがきの額面を伝えて、必要な差額の切手を求めるとそろえやすくなります。1枚の切手でぴったりの差額にならない場合は、複数の切手を組み合わせて合計を差額に合わせる形でも問題ありません。ただし、切手を貼りすぎて料金が多くなっても、超えた分は戻ってこないため、差額とちょうど同じ金額になるように調整すると無駄がありません。

使わないはがきは郵便局で交換できる

差額を足して使う予定がなく、枚数がまとまっている場合は、郵便局で新しいはがきや切手などに交換する方法があります。古いはがきの交換では、所定の手数料を払うと、手元のはがきや切手を、別の額面のはがき・切手・レターパックなどに交換してもらえます。

参考:「書き損じはがき・切手の交換」|日本郵便

交換で受け取れるのは現金ではなく、あくまで別の郵便商品です。差額を足して使うか、新しいはがきや切手に交換するか、手元の枚数やこれからの使い道に合わせて選ぶとよいでしょう。

交換を申し込むときは、はがきや切手をそのまま郵便局の窓口へ持ち込みます。手数料は現金で払うほか、交換する切手やはがきの額面から差し引く形にも対応してもらえます。汚れや破れがひどく、料額の部分が読み取れないものは交換できないことがあるため、保管しているものはなるべくきれいな状態のまま持って行くとよいでしょう。

交換手数料の一覧【表】

交換にかかる手数料は、はがきや切手の種類によって異なります。日本郵便が公表している手数料を整理します。

交換するもの 1枚あたりの手数料
通常の切手・はがき(99枚まで) 6円
通常の切手・はがき(100枚以上) 13円
往復はがき・郵便書簡(99枚まで) 12円
10円未満の切手・通常はがき 合計額の半額
特定封筒(レターパックなど) 55円

参考:「国内の料金表(手数料)」|日本郵便

たとえば63円のはがきを新しいはがきや切手に交換する場合、1枚につき6円の手数料がかかります。63円の額面から6円を差し引いた分が、交換で受け取れる金額のめやすになります。枚数が多いと手数料の合計もふくらむため、少ない枚数であれば差額を足して使い切るほうが、負担が少ない場合もあります。書き損じたはがきや、宛名を書き間違えたはがきも、未使用と同じように交換の対象です。

参考:「国内の料金表(手数料)」|日本郵便

古いはがきや切手を手放す方法

使う予定も交換の予定もなく、まとまった枚数のはがきや切手が手元にある場合は、買取に出す方法もあります。いらないはがき・切手の使い道としては、交換と買取のどちらもあります。郵便局での交換は別の郵便商品を受け取る形になりますが、買取であれば現金化につなげられます。

売り先としては、切手やはがきを扱う金券ショップのほか、古物の買取に対応した専門店があります。金券ショップは額面をもとにした買取に向いており、記念切手の価値のように収集の対象となるものは、専門店で見てもらうと種類や状態を踏まえた査定につなげやすくなります。手元のものが通常の切手・はがきか、記念切手かによって、向いている売り先が変わってきます。

買取価格のめやすは、種類や状態によって変わります。以下は、複数の買取業者が公開している情報をもとにした目安で、2026年7月時点のものです。公的に定められた価格ではなく、実際の金額は査定によって変わる点にご留意ください。

種類 買取率の目安
未使用の通常切手・普通はがき 額面の8割前後
記念切手(シート) 額面の8割程度
記念切手(バラ) 額面の6割程度

買取に出すときは、未使用で、折れや汚れが少ないものほど評価されやすくなります。日光や湿気で変色したり、裏面にのりが付いたりしていると、査定に影響することがあります。保管しているはがきや切手は、直射日光や湿気を避けて、そのままの状態で見てもらうのがおすすめです。枚数が多いときや、古い記念切手が混ざっているときは、複数の見積もりを比べると、納得して手放しやすくなります。

はがきや切手は、引っ越しや家の片づけのときにまとめて出てくることがあります。旧料金のはがきに加えて、旅行先で買った記念切手や、年賀状の買取に出せる使い切れなかった年賀はがきなどが一緒に見つかるケースも見られます。少額のものは差額を足して使い、まとまった枚数や古いものは買取に回すというように、種類ごとに分けて考えると、手元のものをむだなく整理しやすくなります。差額を足すか、交換に出すか、買取に出すかは、枚数と使い道、そして手間のかけ方に合わせて選ぶとよいでしょう。

よくある質問

はがきの値上げはいつからですか。

通常はがきの料金は、2024年10月1日に63円から85円へ改定されました。同じ日に、往復はがきや定形郵便物などの料金も見直されています。

参考:「2024年10月からの郵便料金の改定について」|日本郵便

63円のはがきはもう使えないのですか。

旧料金の63円はがきも、差額の22円分の切手を貼り足せば、いまでも使えます。無効になるわけではないため、あわてて処分する必要はありません。

参考:「書き損じはがき・切手の交換」|日本郵便

古いはがきを新しいはがきに交換できますか。

郵便局で、所定の手数料を払うと、別のはがきや切手などに交換できます。通常の切手・はがきの手数料は、99枚までは1枚につき6円です。

参考:「国内の料金表(手数料)」|日本郵便

往復はがきはいくらになりましたか。

往復はがきは、2024年10月1日の改定で、126円から170円へ変わりました。往信と返信をあわせた金額です。

参考:「2024年10月からの郵便料金の改定について」|日本郵便

使わない切手やはがきを現金に換えられますか。

郵便局での交換は現金ではなく別の郵便商品を受け取る形になります。現金化したい場合は、金券ショップや切手・はがきの買取店に相談する方法があります。まとまった枚数や古い記念切手があるときは、複数の見積もりを比べると判断しやすくなります。

まとめ

はがきの料金は、2024年10月1日に63円から85円へ改定され、往復はがきや定形郵便物などもあわせて見直されました。旧料金のはがきは無効になるわけではなく、63円のものなら22円分の切手を貼り足せば、いまでも使えます。使う予定がない場合は、郵便局で新しいはがきや切手に交換できますが、受け取れるのは現金ではなく別の郵便商品です。まとまった枚数のはがきや古い切手を現金化したいときは、切手・はがきの買取に対応した店で査定を受けるのがひとつの方法です。当店では、はがきや切手をはじめ、古物の買取に対応しています。使わないまま眠っているはがきや切手がありましたら、まずは無料査定をご検討してみてはいかがでしょうか。

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